もうすぐ新年の幕開け、一年の始まりは縁起良くスタートしたいですよね!
今回は定番から地元密着型のお寺まで京都のおすすめ初詣スポット6選をご紹介します。
霊力が高いとされるお寺を厳選させていただいたので、あなたの願いにぴったりなお寺をチェックしてご利益を授かりに行きましょう!
清水寺【京都市東山区】
清水寺
ユネスコ世界文化遺産に登録されている「清水寺」は、ご住職がその年の世相を反映する漢字1文字を和紙に書くことでも有名なお寺。
ご本尊の「十一面千手観世音菩薩」は、人々を救済する仏様とされ、古くから無病息災、立身出世、財福、良縁成就、子授けなど、そのご利益は無限大と言われています。
初詣をする際に外せないのは、山中から途切れることなく湧く霊泉「音羽の滝」です。
3つの滝があり、その水を飲むことで、それぞれ学問成就、恋愛成就、延命長寿にご利益があるとされていますよ。
ただし、どれかひとつを選び、一口だけ飲むのが正しい飲み方とか。
すべての水を飲んでしまうと効果がなくなったり、何口も飲むとご利益が減るとされ、何事も欲張ってはいけないという戒めになっているそうです。
また、「善光寺堂」には首が360度回る「首振り地蔵さん」がまつられていますが、願いのある方向に首を向けて願うと叶う、首を回しながらお参りするとお金が良く回り、商売が繁盛するといわれています。
元旦から7日までは、新しい年の安寧(社会が穏やかで平和なこと)を祈願する「修正会」が行われます。
最終日の7日には、無病息災を念じて参拝者に「牛玉宝印」、「御香水」が授与されます。(冥加料:500円)
「牛玉宝印」は本来、額に朱印を押すものですが、半紙に押して厄除けのお札として持ち帰ることもできるそうです。
<拝観時間>
6:00開門~18:00閉門(7.8月は18:30閉門)
<ご利益>
学問、健康、縁結び、立身出世、浮気防止、煩悩滅除、救済、癒し、安産など
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:8:00頃〜18:00
・御朱印代:300円
<所在地>
〒605-0862 京都府京都市東山区清水1-294
<アクセス>
■バスをご利用の場合:
・京都市営バス「清水道」または「五条坂」下車 徒歩約10分
・京阪バス「清水道」または「五条坂」下車 徒歩約10分
*無料駐車場:なし
<寺務所連絡先>
・TEL:075-551-1234
・FAX:075-551-1287
<公式サイト>
https://www.kiyomizudera.or.jp/
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
知恩院【京都市東山区】
知恩院 三門 引用元:京阪ホテルズ&リゾーツ
「知恩院」は、法然上人ゆかりの地に建てられた浄土宗の総本山です。
特に有名なのが、NHKのゆく年くる年で放送される「除夜の鐘」ではないでしょうか。
高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ70トンもある釣鐘を僧侶が一つになって、煩悩の数108回を鳴らす迫力ある様子は大晦日の風物詩となっています。
「知恩院」は、ご本尊「法然上人」の「死後は誰もが平等である」という教えから、参拝に訪れる人たちの悩みや不安を取り除くご利益があるそうですよ。
また、境内の奥にある「濡髪大明神」は、「縁結び」のスポットとしても有名です。
「濡髪」が艶やかな女性をイメージさせることから、祇園町の芸舞妓たちの信仰を集め、縁結びの神様「濡髪さん」として親しまれているとか。
他にも国宝の三門や御影堂、重要文化財の勢至堂などが建ち並び、古くから伝わる七不思議など見どころがいっぱいです。
例えば、御影堂にある「鶯張りの廊下」は、どんなに静かに歩いてもキュッ、キュッと音がします。
「忍び返し」ともいわれ、曲者の侵入を防ぐためとか。
一方で、「法(ホー)聞けよ(ケキョ)」とも聞こえることから、仏様の法を聞く思いがするためともいわれているそうですよ。
他にもさまざまな不思議を体験してみてはいかがでしょうか。
<拝観時間>
1月1日 5:30開門~16:00閉門
1月2日以降 6:00開門〜16:00閉門
<ご利益>
悩みや不安を取り除く、縁結びなど
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:9:00~16:00
・御朱印代:300円
<所在地>
〒605-8686 京都市東山区林下町400
<アクセス>
■電車をご利用の場合:
・京阪電鉄「祇園四条駅」より徒歩約20分
・JR「京都駅」から市バス206号系統「知恩院前」停留所下車
・地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩約8分
*駐車場が少ないため公共交通機関でのアクセスが推奨されています。
<寺務所連絡先>
・TEL:075-531-2111(代)
<公式サイト>
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
平等院【宇治市】
平等院 鳳凰堂 引用元:文化遺産見学案内所
国内外から多くの観光客が訪れるユネスコ世界文化遺産の「平等院」。
水面に美しく全景が映し出される国宝「鳳凰堂」は、10円玉硬貨にデザインされていることでも有名です。
一万円札にも屋根に据えられた鳳凰の彫刻がデザインされているのをご存知でしょうか。
そんな「平等院」は、「藤原頼通」が父・道長の別荘を寺院に改めたもの。
「藤原頼通」は、藤原氏の栄華最盛期を担ったことからも、立身出世や金運アップのご利益にあやかれるとか。
また、極楽浄土をイメージした平等院のご本堂に当たる「鳳凰堂」には、ご本尊「阿弥陀如来像」がまつられ極楽往生、現世安穏のご利益があるとされています。
こちらは、平安時代に多大な影響力を発揮した仏像作家を代表する「定朝」の唯一の遺作として知られているそうです。
12月31日には、年末の恒例行事「除夜会」が開催されます。(後11:30〜翌1:30頃まで)
先着1000名の参拝者に多幸を祈願した「特製絵馬」が配られ、また、除夜の鐘をつくことができますので、参加したい方はチェックしてみてくださいね。
<拝観時間>
・庭園:8:30〜17:30(最終受付 17:15 )
・鳳凰堂内部拝観:9:30〜16:10(各回定員50名、9:00~先着順に受付)
・鳳翔館:9:00~17:00(最終受付 16:45)
<ご利益>
極楽往生、現世安穏、金運、立身出世など
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:9:00〜17:00
・御朱印代:300円
<所在地>
〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
<アクセス>
■電車をご利用の場合:
JR「宇治駅」より徒歩約10分
■車をご利用の場合:
京滋バイパス「宇治西IC」より約15分
*無料駐車場:なし
最寄りの駐車場約200台(終日700円)
<寺務所連絡先>
・TEL:0774-21-2861
<公式サイト>
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
東寺【京都市南区】
東寺
真言宗の総本山「東寺」は京都の代表的な名所として有名で、世界遺産に登録されているお寺。
木造では日本一の高さを誇る「五重塔」がJR京都駅から見え、アクセスの良さからも一年中観光客が絶えない観光スポットとなっています。
弘法大師(空海)にゆかりがある「東寺」のご本尊は「薬師如来」。
あらゆる病から人々を守るとされ、病気平癒にご利益があるそうです。
また、「東寺」の造営に関わった弘法大師が、学校を設立し熱心に教育を行ったことや、学問の神様で知られる「菅原道真公」が毘沙門天に祈願したことから、学業成就のご利益があるといわれています。
境内には、弘法大師が住んでいたとされる「御影堂」、菅原道真が参拝した「毘沙門堂」など見どころも満載。
毘沙門堂の近くにある2つの撫で石「贔屓さん」と「天降石」も見逃さないでくださいね。
「贔屓」とは、亀のような生き物で龍の子供。
周囲をまわりながら贔屓さんを撫でた後に、自分の体の悪いところをさすると治ると伝わります。
その側にある天から降ってきた石とされる「天降石」も同じように、石をなでた手で体の悪いところをなでると治ると信じられていて隠れたパワースポットになっているそうですよ。
<拝観時間>
午前5:00開門 閉門17:00閉門
・金堂、講堂
8:00〜17:00(16:30 受付終了)
・宝物館、観智院
9:00〜17:00(16:30受付終了)
<ご利益>
病気平癒、学業成就、開運招福、商売繁盛、交通安全、学業成就、諸願成就など
<ご祈祷>
・受付時間:詳しくは社務所にお問い合わせください
・護摩祈願料:3,000円・5,000円・10,000円
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:9:00~16:30
・御朱印代:300円
<所在地>
〒601-8473 京都市南区九条町1番地
<アクセス>
■電車をご利用の場合:
・JR「京都駅」八条口より徒歩約15分
・近鉄電車「東寺駅」より徒歩約10分
■車をご利用の場合:
「京都南IC」より国道1号線を北へ約3.5km
*駐車場:50台
600円/2時間(2時間以降は1時間ごとに300円)
<寺務所連絡先>
・TEL:075-691-3325
・FAX:075-662-0250
<公式サイト>
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
大覚寺【京都市右京区】
大覚寺
「大覚寺」は、平安時代、嵯峨天皇の離宮をお寺に改めた皇室ゆかりの寺院。
嵯峨御所とも呼ばれ、豊かな自然と豪華な建築を楽しめる嵐山屈指の観光名所です。
時代劇の撮影所が多い太秦の近くということもあって、境内は映画やテレビなどのロケ地としても有名。
また、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流を今に伝える、いけばな発祥の花のお寺です。
ご本堂の「五大堂」にまつられているのは「五大明王」。
「大覚寺」が、日本で最初の五大明王ご祈祷御所であることから作られたお守り
「五大明王御守護」は、除災招福・無病息災・息災延命のご利益を授かれるとか。
授与品で人気なのが、源義経が平家討伐の戦いで使用したことでも有名な刀剣(重要文化財)をモチーフにした「膝丸」グッズです。
障碍退散・心願成就のご利益を授かれる膝丸の「かほり守(お香入り)をはじめ、膝丸ファンにSNSでも話題になったもの。
新年を迎えるにあたって、令和5年1月1日 9時から膝丸の授与品セットの限定頒布が開始されるそうなので(限定200体)、気になる方はチェックしてみてくださいね。
<参拝時間>
9:00~17:00(受付終了16:30)
<ご利益>
心願成就、除災招福、無病息災、息災延命など
<ご祈祷>
・お申込み先:五大堂 075-871-0071またはインターネット申し込み
・ご祈祷料:3,000円〜100,000円(ご祈祷の期間による)
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
・御朱印代:300円
<所在地>
〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
<アクセス>
■電車をご利用の場合:
・JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分
・阪急「嵐山駅」から徒歩約35分
・京福嵐電「嵯峨駅」から徒歩約25分
■車をご利用の場合:
*駐車場:2時間500円(30台)
<寺務所連絡先>
・TEL:075-871-0071
<公式サイト>
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
仁和寺【京都市右京区】
仁和寺 二王門
仁和4年(888)に創建され、その当時の元号をとって、「仁和寺」とされました。
徒然草や方丈記にも登場する格式高い寺院、境内に約200本植えられた遅咲きの御室桜が有名で、世界文化遺産に登録されていますよ。
境内には、皇族や貴族とのゆかりが深かったことから「仁和寺御殿」といわれる御所風建築物や五重塔、二王門など、歴史的な建造物が立ち並びます。
中でも、ご本堂である「金堂」は、国宝に指定されていて、当時の宮殿建築を伝える現存する最古の紫宸殿(天皇が儀式を執り行う重要な場所)です。
堂内にはご本尊の「阿弥陀三尊」や「四天王像」なども安置され、壁面には極彩色の観音図などが描かれ、強力なパワーがあると注目されているスポット。
極楽浄土、涅槃に導いてくださるというご利益があるとされます。
さらに、「仁和寺」の鬼門の守護のため置かれた「九所明神(重要文化財)」には、9つの神社の神様がまつられています。
八坂神社をはじめ、伏見稲荷など京都の神社九社がここに集結しているということですから、どんな願いも叶えてもらえそうですね。
また、「仁和寺」では、繊細で美しい切り絵の特別御朱印が話題になっています。
季節限定で授与されていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
<参拝時間>
9:00〜16:30
<ご利益>
極楽往生・現世安穏など
<ご祈祷>
*詳しくは社務所にお問い合わせ
<御朱印・お守り授与>
・授与時間:9:00~16:30
・御朱印代:300円
<所在地>
〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
<アクセス>
■電車をご利用の場合:
・京福電鉄「御室仁和寺駅」から徒歩約3分
■車をご利用の場合:
・名神高速道路「京都南IC」から国道1号・府道181号を経由し、府道101号を仁和寺方面へ12km
*駐車場:約100台(500円)
<寺務所連絡先>
・TEL:075-461-1155
・FAX:075-464-4070
<公式サイト>
*記事に掲載した内容は公開日時点の情報となります。
変更される場合がありますので、公式ホームページで最新の情報をご確認の上、ご参拝されることをおすすめします。
まとめ
今回は以下の『京都で初詣穴場6選!2024年こそ願いを叶える霊力が高いお寺』を紹介させていただきました。
清水寺【京都市東山区】
知恩院【京都市東山区】
平等院【宇治市】
東寺【京都市南区】
大覚寺【京都市右京区】
仁和寺【京都市右京区】
京都での初詣を考えている方は、是非この記事を参考にしていただいて足を運んでみてくださいね。
2024年が素晴らしい年となるように、気持ちよく一年のスタートを迎えましょう!