「一生のうちに一度は行きたい」と言われるほど人気の高い「伊勢神宮」

日本全国から年間約800万人以上の方が訪れるそうです。

お参りの証、記念に、伊勢神宮の御朱印をいただきたい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

内宮や外宮、別宮(御正宮に次ぐお宮)など、125の宮社からなる伊勢神宮(正式名称は「神宮」)ですが、全てのお社で御朱印をいただけるわけではありません。

今回は、御朱印をいただくことができる「外宮」・「内宮」の2社の他、5社の別宮「月夜見宮つきよみのみや」「倭姫宮やまとひめのみや」、「月読宮つきよみのみや」、「伊雑宮いざわのみや」、「瀧原宮たきはらのみやをご紹介させていただきます。

お伊勢参りは外宮から内宮の順で参拝するのが、古くからの習わしです。

御朱印をいただくのに正しい順番はないそうですが、習わしにそって外宮から始められることをオススメします。

【豊受大神宮(外宮)】

豊受大神宮とようけだいじんぐう」通称「外宮」には、御正宮ごしょうぐうと4つの別宮「多賀宮たかのみや」・「⼟宮」・「⾵宮」・「月夜見宮つきよみのみや」が鎮座します。

ところでなぜ、お伊勢参りは外宮・内宮の順にお参りするのが習わしとなっているのでしょうか。

それは、神宮の祭事が「外宮」から先に執り行われる外宮先祭げくうせんさいに由来するそうです。

また、どちらかだけを参拝する「片参り」は、縁起が悪いとされています。

境内で最も尊い場所、板垣に囲まれた「御正宮」にまつられているのは豊受大御神とようけおおみかみ

約1,500年前、「天照大御神あまてらすおおみかみ」の食事を司るために招かれた神様です。

衣食住、産業の守り神とされ、地元では「外宮さん」と呼ばれて親しまれています。

「御正宮」への参拝で注意したいことは、個人的な願い事はつつしむこと。

日頃のご加護に対して神様に感謝する場所とされています。
「2拝・2拍手・1拝」にて神様に礼をつくし、おかげさまの心をささげましょう。

 

なお、個人的なお願いが、唯一許されている場所は、「豊受大御神とようけおおみかみ」の荒御魂あらみたまがまつられている第一の別宮「多賀宮」となります。

自ら努力をする決意をお伝えすると、より願い事が叶いやすいとか。

境内には、式年遷宮が行われるときに祓い清める場所となる「三ツ石」、邪悪なものから神宮の神域の四方の境界を守護する神四至神みやのめぐりのかみがまつられています。

また、神様に食事を捧げるための台所である「忌火屋殿いみびやでん」が外宮、内宮ともにありますが、朝と夕の2回、神様の食事を毎日作ってお供えする日別朝夕大御饌祭ひごとあさゆうおおみけさいは、外宮で1500年以上続く神事です。

 

<ご利益>衣食住の恵みをお与えくださる・産業発展

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

■参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

<所在地・電話番号>

・住所:三重県伊勢市豊川町279

・TEL:0596-24-1111(神宮司庁)
午前8時30分~午後4時30分

<アクセス>

■電車をご利用の方:

・JR参宮線・近鉄「伊勢市駅」から徒歩約7分

・近鉄「宇治山田駅」から徒歩約10分

■車をご利用の方:

・伊勢自動車道「伊勢西IC」から県道32号線を直進し約5分

*無料駐車場(第1〜3駐車場):2時間限定無料(約320台収容)

繁忙日のみ北御門広場臨時駐車場(120台)が開放されます。

『リアルタイムの空き情報』
らくらく伊勢もうで 「外宮エリア 駐車場情報」

 

【月夜見宮/外宮の別宮】

外宮では唯一の宮域外にある「月夜見宮つきよみのみや」。

北御門(裏参道入口)から続く神路通かみじどおりの先、300m程の所に鎮座しています。

神路通りは、ご祭神の「月夜見尊つきよみのみこと」が「豊受大御神とようけおおみかみ」に会うために通われた道と伝わるそうです。

月夜見尊つきよみのみこと」は「天照大御神あまてらすおおみかみ」の弟神であり、「天照大御神あまてらすおおみかみ」は太陽、「月夜見尊」は月にたとえられることからも、ご縁の深い神社。

月夜見尊つきよみのみこと」と「月夜見尊」の荒御魂あらみたまが一つの社殿に合わせてまつられているのが特徴です。

また、昔は月の満ち欠けに基づく暦を用いて農作業の計画をしたことから、農業にゆかりのある神とされてきました。

境内は、樹齢数百年のご神木のくすのきを始め、たくさんの木々に囲まれたご神域。

市街地の近くにもかかわらず、外界の喧騒から離れた厳かな雰囲気の佇まいです。

 

<ご利益>五穀豊穣・念願成就・縁結び

<所在地・電話番号>

・住所:三重県伊勢市宮後1

・TEL:0596-28-2800

<アクセス>

・外宮北御門から徒歩5分

・三重交通 「月夜見宮前」バス停からすぐ

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

宿衛屋しゅくえいや(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【皇大神宮(内宮)】

皇室の御祖先であり、日本人の総氏神様「天照大御神あまてらすおおみかみをおまつりする 「皇大神宮こうたいじんぐう (内宮)」。

その歴史は約2,000年とされ、外宮から5kmほど離れた場所に鎮座します。

内宮への入り口は、神聖な世界への架け橋「宇治橋」を渡ることから始まります。

一の鳥居をくぐると、古くから参拝者がお清めしていたみそぎの場五十鈴川御手洗場いすずがわみたらしが見えてきます。

今でも手水舎と同じようにお清めできますので、お参り前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

内宮のご神域に入ったら一番最初に参拝しておきたい神様とされるのが、別名「おとりつぎさん」と呼ばれる滝祭神たきまつりのかみ

「御正宮」へお参りする前に「滝祭神」を参拝すると、「天照大御神あまてらすおおみかみ」に訪れたことを取り次いでくださるとか。

 

参道をまっすぐ進み、内宮のご祭神である「天照大御神あまてらすおおみかみ」をおまつりする「御正宮」へ。

皇位のしるしとして受け継がれてきた三種の神器のひとつ、八咫鏡やたのかがみがご神体としてまつられています。

「外宮」と同じく日々のご加護への感謝を伝えましょう。

「内宮」には、10社の「別宮」があり、その中でも「天照大御神あまてらすおおみかみ」の荒御魂あらみたまがまつられている高い第一の別宮「荒祭宮あらまつりのみや」が、個人的なお願いができる場所とされています。

荒御魂は、積極的・活動的な神様の一面であり、強いパワーがあることから、努力する決意を表明することで、願い事が叶うよう後押ししてくださるそうです。

そのほかにも「木華開耶姫命このはなさくやひめのみこと」をご祭神とする「子安神社」は、子授け・安産・厄除けにご利益があるとされ、ご祈願できるお宮となっています。

 

<ご利益>国家安泰・子孫繁栄・開運・勝運・福徳など

<所在地・電話番号>

・住所:三重県伊勢市宇治館町1(内宮)

・TEL:0596-24-1111(神宮司庁)
午前8時30分~午後4時30分

<アクセス>

電車・バスをご利用の方:

・近鉄「宇治山田駅」からバス・タクシーで約15分

・近鉄「五十鈴川駅」からバス・タクシーで約6分、または徒歩約30分

・外宮からバス・タクシーで約10分、または徒歩約50分

車をご利用の方:

・伊勢自動車道「伊勢西IC」から約7分

*無料駐車場:約1800台収容

・最初の1時間まで無料
・1時間~2時間まで500円/2時間以降 30分毎に100円加算
・夜間(午後5時~翌7時に入庫した場合は400円引き)

『リアルタイムの空き情報』
らくらく伊勢もうで 「内宮エリア 駐車場情報」

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【月読宮/内宮の別宮】

月読宮つきよみのみや」は、外宮の別宮「月夜見宮つきよみのみや」と同じ「天照大御神あまてらすおおみかみ」の弟神「月読尊つきよみのみこと」と、荒御魂あらみたまをおまつりします。

2つの別宮の違いは、「月夜見宮つきよみのみや」が1つの社殿にまつられているのに対して、別々の社殿にまつられていること。

さらに、ご両親の「伊弉諾尊いざなぎのみこと」と「伊奘冉尊いざなみのみこと」もまつられ、横一列に並ぶ珍しい4つの社殿が見どころです。

月読宮つきよみのみや」「月読荒御魂宮つきよみのあらみたまのみや」「伊佐奈岐宮いざなぎのみや」「伊佐奈弥宮いざなみのみや」の順に参拝するように記されています。

ご祭神の月読尊つきよみのみことは「月を読む」という名前の通り、月の満ち欠けを教え暦を司る神とされています。

また、日本神話の中で「伊弉諾尊いざなぎのみこと」が禊祓みそぎはらいをした時に誕生したとされることから浄化のパワーが非常に強いとか。

さらに、夫婦神がまつられているため、夫婦円満や良縁、縁結びのご利益があるそうです。

 

<ご利益>心身浄化・厄除け・夫婦円満・縁結び

<所在地・電話番号>

・住所:三重県伊勢市中村町742-1

・TEL:0596-22-2801

<アクセス>

・内宮から徒歩で約30分、車で約5分

・近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」から徒歩約10分

・三重交通「中村町」バス停から徒歩約5分

*無料駐車場:約20台収容

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【倭姫宮/内宮の別宮】

「内宮」と「外宮」を結ぶ御幸道路の中間にある倉田山に鎮座する倭姫宮やまとひめのみや

約2,000前に、現在の場所に「内宮」をご創建し、天照大御神あまてらすおおみかみ」をまつられた神「倭姫命」をご祭神とする別宮です。

伊勢神宮の14ある別宮では最も新しい1923年(大正12年)に創建されました。

「倭姫命」は、「垂仁すいにん天皇」の皇女と伝えられ、お祭りをはじめ、御料地(皇室の所有地)などをお定めになり神宮の基礎を確立された神様です。

周辺には、神宮の文化に関する資料が展示されている神宮徴古館ちょうこかんや、神宮美術館、神宮農業館など、文化施設が豊富。

この辺りは「倭姫文化の森」となっていて、自然豊かな四季折々の風景も楽しむことができます。

また、一帯が文化的な観光地となっていることから、多くの参拝者に親しまれています。

 

<ご利益>経営基盤の確立・旅行安全

<所在地・電話番号>

・住所:三重県伊勢市楠部町5

・TEL:0596-22-2973

<アクセス>

電車・バスをご利用の方:

・近鉄「五十鈴川駅」より徒歩約7分

・徴古館前バス停(三重交通)から徒歩約3分

車をご利用の方:

・内宮から約10分

・外宮から約6分

・伊勢自動車道「伊勢IC」から約5分

*無料駐車場:普通車4台(障害者用1台)

美術館、博物館の無料駐車場も利用することができます。

 

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【伊雑宮/遙宮】

「内宮」から遠く離れた志摩市の田園地帯に鎮座する伊雑宮いざわのみや

天照大御神御魂あまてらすおおみかみのみたま」をまつり、「いぞうぐう」とも呼ばれます。

また、鳥羽志摩地域で最も社格の高い「志摩国の一之宮」です。

古くから遙宮とおのみや」(神宮から遠く離れた「別宮」)として崇敬を集め、地元の人々により海の幸、山の幸の豊穣が祈られてきたそうです。

別宮では唯一御神田おみたがあり、神宮で用いられる米はすべてここで作られています。

毎年6月24日に行われる「伊雑宮御田植祭」は、日本三大御田植祭のひとつ

国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りは、郷土色が豊かで多くの崇敬者が訪れ賑わいをみせるそうです。

境内の根本部分が大きく膨らんでいる不思議な形をしている巾着楠きんちゃくぐすが、見どころの一つとなっています。

 

<ご利益>国家安泰・大漁満足・海上安全

<所在地・電話番号>

・住所:三重県志摩市磯部町上之郷374

・TEL:0599-55-0038

<アクセス>

■電車・バスをご利用の方:

・近鉄 志摩線「上之郷駅」から徒歩約 5分

・三重交通 「川辺」 バス停から徒歩 約10分

*電車やバスは本数が少ないため、帰りの時刻表を事前確認することをおすすめします。

 

■車をご利用の方:

・伊勢自動車道「伊勢西IC」より国道167号にて約40分

・内宮から約25分

・外宮から約30分

*無料駐車場:約30台収容

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【瀧原宮/遙宮 】

「内宮」から車で1時間ほどの山の中に鎮座する瀧原宮たきはらのみやは、「伊雑宮」と同じく古くから遙宮とおのみやとして信仰されてきました。

樹齢数百年を越える杉の木立の参道を進むと、瀧原宮たきはらのみや」と「瀧原竝宮たきはらならびのみや」の2つの別宮が並んでいます。

2社ともに、ご祭神は「天照大御神御魂あまてらすおおみかみのみたま

瀧原宮たきはらのみや」の歴史は大変古く、「倭姫命」が「天照大神」をまつる地を求めて旅をされているとき、「大河之瀧原之国おおかわのたきはらのくに」 という美しいこの地に目をとめられ、建立されたのが起源と伝わります。

そして、「天照大御神あまてらすおおみかみ」が「内宮」に鎮まる前にまつられたと伝わることから「元伊勢」の一つとされているそうです。

参道の近くを流れる川の水の清流で、心身を清めることができますが、こちらは「内宮」の五十鈴川いすずがわ御手洗みたらしを連想させます。

最近では、長野県の分杭峠ぶんぐいとうげで有名なゼロ磁場(正反対の磁力がぶつかるエネルギーの均衡がとれ、強い「気」が集まる場所)の一つということでも注目されているスポットです。

 

<ご利益>国家平安・五穀豊穣

<所在地・電話番号>

・住所:三重県度会郡大紀町滝原872

・TEL:0598-86-2018

<アクセス>

電車・バスをご利用の方:

・JR紀勢本線「滝原駅」より徒歩約20分

・三重交通南紀特急バス停「瀧原宮前」下車すぐ

*電車やバスは本数が少ないため、帰りの時刻表を事前確認することをおすすめします。

車をご利用の方:

・紀勢自動車道「大宮大台IC」より尾鷲方面へ約10分

*無料駐車場:3か所約170台収容

<御朱印>

・初穂料(御朱印代):¥300

・神楽殿(授与所)にて:午前6時から参拝停止時間までとなり、季節によって異なります。

参拝停止時間
1月・2月・3月・4月・9月:午後6時
5月・6月・7月・8月:午後7時
10月・11月・12月:午後5時

*当面の間、書き置きのみの対応。(2021年1月9日時点)
新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

まとめ

今回は、日本最高位の神社「伊勢神宮」でいただける御朱印について紹介させていただきました。

外宮もしくは内宮のどちらかを片方だけお参りすることは片参りと呼ばれ、縁起が悪いものとされています。

また、「豊受大御神とようけおおみかみ」をお祀りしている「外宮」のあとに、「天照大御神あまてらすおおみかみ」をお祀りしている「内宮」を参拝するのが習わしとなっています。

別宮の月夜見宮つきよみのみや月読宮つきよみのみや倭姫宮やまとひめのみや伊雑宮いざわのみや瀧原宮たきはらのみやは、回る順番にルールはないそうです。

伊雑宮いざわのみや」と「瀧原宮たきはらのみや」のみ場所が離れているので、時間のない方はあらかじめ計画してまわることをおすすめします。

せっかくなら7社全て巡って、神様とのご縁を結んだ証の御朱印をいただきましょう!

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