子供の健康と成長を願う伝統的な行事のひとつ七五三。
どこの神社やお寺にお参りするか悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、七五三参りにおすすめの埼玉県で人気の神社と、お寺7選を紹介させていただきます。
撮影スポットや、ご祈祷の記念品なども紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
武蔵一宮氷川神社【さいたま市】
氷川神社 楼門 ©仰木一弘 with LeicaQ
「武蔵一宮氷川神社」は、全国におよそ280社ある氷川神社の総本社。
2000年以上の長い歴史を持ち、縁結びや開運、道を切り開くご利益などがあるとされ、パワースポットとしても有名な神社です。
約3万坪の広大な敷地には、風情のある撮影スポットが多く点在していますよ。
特に、ご本殿入口となる「桜門」や池にかかる朱塗りの「神橋」は、人気のスポット。
他にも秋になると、参道のケヤキ並木がキレイに色づくので、素敵な記念写真を残せるのではないでしょうか。
「氷川神社」では、七五三のご祈祷を年間通して受付けていますが、祈祷札・千歳飴・お守・折り紙・絵本などの記念品を授与していただけるのは9月1日より12月中旬頃までとのこと。
無くなり次第終了で、またそれ以外の日は一般祈祷と同じ授与品となるそうです。
事前予約はできないため、当日に申し込みましょう。
基本的には30分刻みで1時間に2枠のご祈願が行われるそうですが、混み合う場合は人数規制が入るため、1時間ほど待つ可能性もあるそうです。
初穂料は5,000円・10,000円・30,000円以上から選ぶことができ、収めた初穂料により記念品の品数と祈祷札のサイズが変わります。
また、10,000円以上の金額を収めると、祈祷札に名前が入るそうですよ。
なお、境内には写真館が併設されていて、当日予約なしでも撮影してくれるので、手軽に利用できておすすめです。
【ご利益】
縁結び、開運、病気平癒、家内安全、商売繁昌、厄除、交通安全など
【ご祈祷】
・受付時間:8:45〜15:45(予約不要)
・ご祈祷料:5,000円・10,000円・30,000円以上
【御朱印】
・御朱印代:500円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1−407
<アクセス>
◼️電車をご利用の場合:
・境内への最寄り駅は、「JR大宮駅東口」または「東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅」、下車して徒歩約15分
・表参道の入口(一の鳥居)へは、JR「さいたま新都心駅」下車徒歩約7分
◼️車をご利用の場合:
・首都高速埼玉新都心線「新都心西IC」から約15分
・東北自動車道「岩槻IC」から約20分
*無料駐車場:
・第一駐車場(タイムズ):約50台
*参拝者は40分無料(ご祈願の方は2時間無料)
・第二駐車場:約20台(車両祈祷兼用駐車場)
・西駐車場:約80台
【社務所連絡先】
・TEL:048-641-0137
・公式サイト:https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
川越氷川神社【川越市】
川越氷川神社 引用元:Trip.com
小江戸と呼ばれる埼玉県の人気観光スポットでもある「川越氷川神社」。
まつられている五柱の神様がひとつのご家族であることから、家族円満、夫婦円満、また縁結びの神様としても有名な神社です。
持っていると良縁に恵まれるといわれるご本殿の小石を麻の網に包みお祓いした「縁結び玉」を求めて(20体限定)、全国から多くの人が訪れるそうですよ。
現在は朝6時前後に整理券が配布されているそうなので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
境内には、約3万枚もの絵馬で埋め尽くされた迫力満点の絵馬トンネルや、鯛みくじなどフォトスポットが多くあります。
また、心身の穢れを取り除くことができる「人形流し」や、2本の「ご神木」を八の字を描くようにまわってパワーを授かるなど、お子さんと一緒に体験できるのも魅力です。
七五三のご祈祷は、予約なしで年間を通して祈願していただけます。
毎年多くの七五三参りの方が訪れるため、10月下旬から11月下旬は、神社正面に特設の外拝殿が設営され、待合スペースなども整えられていて、スムーズにお参りすることができるそうですよ。
記念品は、絵馬・お札・破魔矢・お守り・飴・シールブック・デニム生地巾着などとなっています。
神社の隣にある「氷川会館」1階の写真室では、記念写真撮影ができるそうです。
予約制ではないので、当日スタジオ写真が撮りたくなったときには利用してみてはいかがでしょうか。
【ご利益】
家族円満、夫婦円満、縁結びなど
【ご祈祷】
・受付時間:9:00〜17:00(予約不要)
・ご祈祷料:5,000円よりお気持ち
【御朱印】
・御朱印代:500円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒350-0052 埼玉県川越市宮下町2-11-3
<アクセス>
◼️電車&バスをご利用の場合:
<JR東武東上線「川越駅」よりバス>
・東武バス1番乗り場「喜多町」で下車、徒歩約5分
・東武バス7番乗り場「川越氷川神社」で下車、徒歩すぐ
・小江戸巡回バス「氷川神社前」で下車、徒歩すぐ
<西武新宿線「本川越駅」よりバス>
・東武バス5番乗り場「川越氷川神社」で下車、徒歩すぐ
・東武バス5番乗り場「喜多町」で下車、徒歩約5分
・小江戸巡回バス「氷川神社前」で下車、徒歩すぐ
◼️車をご利用の場合:
・関越自動車道 「川越I.C.」より約20分
*駐車場:有料コインパーキングを利用
【社務所連絡先】
・TEL:049-224-0589
・公式サイト:https://www.kawagoehikawa.jp/#/
川越大師喜多院【川越市】
川越大師 喜多院
「川越大師喜多院」は、1000年以上の歴史を持つ徳川家ゆかりのお寺です。
江戸時代には徳川家からの手厚い保護を受けており、境内には、三代将軍徳川家光の「誕生の間」、春日局が使用していた「化粧の間」など、歴史的・文化的価値の高い建築物や展示物が多く見られます。
さらに、日本三大羅漢の一つに数えられる「五百羅漢」は屈指の観光名所となっています。
さまざまな表情やポーズをした538体の石像が鎮座する様子は圧巻ですよ。
秋には紅葉スポットとしても人気の喜多院。
また、11月に開催される「小江戸川越菊まつり」では、400点以上の色とりどりの菊の花を楽しむことができます。
七五三の一番の記念撮影スポットとなるのが、慈恵堂の前と右手にある多宝塔。
慈恵堂の入り口にある七五三祈願と書かれた大看板を入れて、撮影するご家族が多くいらっしゃいます 。
七五三祝祷は、10月〜11月の間こちらの慈恵堂内の祈願受付にて随時受付となります。
予約は不要ですので、受付を開始時間の20分前までに済ませましょう。
例年、時間の指定があるため(1日3回〜4回)、公式サイトで確認してみてくださいね。
護摩祈願が始まるとお護摩の炎がたかれる中、お経が読まれ儀式が進んでいきます。
お子さんにとっても、このような場面は貴重な体験となるのではないでしょうか。
護摩祈願が終わると、お札やお守り、七五三グッズなどの授与品がいただけます。
【ご利益】
厄除け、開運、家内安全、商売繁盛など
【ご祈祷】
・受付時間:護摩開始の20分前まで(時間は公式サイト参照)
・ご祈願料:5,000円
【御朱印】
・御朱印代:300円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1-20-1
<アクセス>
◼️電車をご利用の場合:
・西武新宿線「本川越駅」から徒歩で約10分
・東武東上線「川越駅」から徒歩で約20分
・東武東上線「川越駅」(本川越駅)から小江戸巡回バス「喜多院」下車徒歩すぐ
・東武東上線「川越駅」(本川越駅)から小江戸名所めぐりバス「喜多院前」徒歩すぐ
◼️車をご利用の場合:
・関越自動車道「川越」ICより約15分
*駐車場:133台(500円)
【社務所連絡先】
・TEL:049-222-0859
・公式サイト:https://www.kawagoe.com/kitain/
久伊豆神社【越谷市】
久伊豆神社 引用元:まるごとコシガヤ
越谷の総鎮守としての長い歴史がある「久伊豆神社」。
平安時代中期以降、除災招福の神として武士や庶民の信仰を集めてきました。
縁結び、子授かり、夫婦和合、病気平癒、商売繁盛、五穀豊穣、産業開発、勝負運などのご利益があるそうです。
閑静な住宅街に囲まれ、池や大きな公園も隣にあるので、とても落ち着いた環境にあります。
見どころのひとつは、急流を登った鯉が龍になる言い伝えがある「登竜門」が彫り込まれた手水舎。
また、県の天然記念物に指定されている樹齢250年、株回りが7mもある藤があり、5月上旬ごろに行なわれる藤まつりには多くの人でにぎわいます。
「久伊豆神社」での七五三のご祈祷は当日受付になります。
神社祭事の時は、一時的にご祈願が受けられない場合があるそうなので、事前のお問い合わせをおすすめします。
ご祈祷の後には、御神札、お守り、お箸、絵馬、お祝いメダルなどがいただけるそうです。
お守りは、ご加護を授かることができるように、身に付けるか、あるいは肌身離さず持ち歩く物に納めてくださいとのこと。
また、お箸は8日間以上、お子さんがお使いください、絵馬については、願い事を書き奉納するか、神棚におまつりくださいと案内されています。
なお、お祝いのメダルは、後日キーホルダーに付け替えて、お守りとしてカバンなどに付けると良いそうです。
【ご利益】
縁結び、子授け、夫婦和合、病気平癒、商売繁盛、五穀豊穣、産業開発など
【ご祈祷】
・受付時間:8:00~15:30(予約不要)
・ご祈祷料:5,000円〜
【御朱印】
・御朱印代:300円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒343-0024 埼玉県越谷市越ヶ谷1700
<アクセス>
◼️電車&バスをご利用の場合:
・東武スカイツリーライン「越谷駅」東口から朝日バス花田循環市立図書館行きに乗車し、「久伊豆神社前」で下車
・東武スカイツリーライン「北越谷駅」東口から茨急バス野田市駅行きに乗車し、「久伊豆神社入口」で下車、その他の路線は「東大沢橋」で下車、徒歩約7分
◼️車をご利用の場合:
・東北自動車道「浦和IC」から約15分
*無料駐車場:100台程度(専用駐車場14台/第二駐車場19台/第三駐車場63台)
【社務所連絡先】
・TEL:048-962-7136
・公式サイト:https://www.hisaizujinja.jp/about.html
所澤神明社【所沢市】
所澤神明社 引用元:所沢ブログ
「所澤神明社」は、「天照大御神」をまつり奈良時代に創建されたとされる古社です。
所沢の街中にありながら、樹齢千年を超えるご神木をはじめとした樹木が茂っている境内は、まるで別世界のようです。
また、明治時代に徳川大尉が日本初飛行の時に祈願した、航空発祥ゆかりの神社としても知られています。
さらに、埼玉西武ライオンズファンの方々にとっては馴染み深い神社とか。
宮司さんが球団の公式イベントで優勝祈願を行うそうですよ。
七五三のご祈祷は、例年10月下旬から11月下旬でしたが、最近は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、9月中旬から12月中旬に受付されています。
平日は予約が優先となっていて、2ヶ月前から電話で予約可能ということです。(変更の可能性あり)
また、期間中の土日祝日、11/14(県民の日)、11/15(七五三祝日)は予約不可で、当日の受付順となるそうです。
ただし、祭典や諸行事の関係で受けられない日もあるため、事前に社務所にお問い合わせしてみてくださいね。
お祝いのお子さんと一緒に昇殿できるのは大人2名まで。
ご両親・祖父母など組み合わせは自由で、お子さんの兄弟については、制限はないそうです。
例年、七五三のご祈祷期間内であれば、ご祈祷料によって内容が異なるそうですが、お札、お守りの他、ぬりえセットなどの授与品がいただけます。
【ご利益】
縁結び、家庭円満、商売繁盛など
【ご祈祷】
・受付時間:8:30~15:30
*平日は予約優先、土日祝は当日の受付順(予約不要)
・ご祈祷料:5,000〜10,000円
【御朱印】
・御朱印代:300円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒359-1143 埼玉県所沢市宮本町1-2-4
<アクセス>
◼️電車をご利用の場合:
・西武新宿線「航空公園駅「西口より徒歩約8分
・西武新宿線・西武池袋線「所沢駅西口」より徒歩約15分
・西武池袋線「西所沢駅」より徒歩約15分
◼️車をご利用の場合:
・関越自動車道「所沢IC」より約20分
・圏央道「入間IC」より約30分
*無料駐車場:台数が限られている、近隣に市営駐車場やコインパーキングあり
【社務所連絡先】
・TEL:04-2922-3919
・FAX:04-2939-3939
・公式サイト:https://www.shinmeisha.or.jp/
鴻神社 【鴻巣市】
鴻神社 引用元:こうのす広場
「鴻神社」は、明治に入って雷電社・熊野社・氷川社など多くの神社が合祀された神社。
市の名前の由来となる「こうのとり伝説」の舞台にもなっています。
「須佐之男命」をはじめ、多くの神様をまつっているため、災難除け・厄除け・縁結び・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全・病気平癒などさまざまなご利益が授かれるそうです。
こどもにまつわるご利益があるため、子宝祈願、戌の日参り、安産祈願、お宮参り、七五三などには多くの方が訪れるとか。
お守りや絵馬なども「こうのとり」をモチーフにしたものが準備されています。
遠方から、子授け安産の「こうのとりたまご御守」を求めに来られる方もいらっしゃるとか。
境内にはご神木の「夫婦銀杏」、大杉から造られたご神卵のご神体、こうのとりの天井画、絶滅危惧II類に指定されている「なんじゃもんじゃの木」など、見どころも充実しています。
さらに運が良ければ、「こうのすけ君とこうみちゃん」という鴻神社のマスコットに出会えるかもしれませんよ。
七五三のご祈祷は、平日のみ電話予約ができるそうです。
嬉しいことに、ご祈祷中の撮影も可能ということ。
ただし状況によって不可なこともあるそうなので、確認することをおすすめします。
所要時間は15分程度で、現在は、ご祈願の方それぞれが1組ずつ分離スペースに入って、少人数で行っているとか。
記念品には、お札、お守り、千歳飴などが授与されるそうです。
【ご利益】
災難除け、厄除け、縁結び、縁切り、子授け、安産、交通安全、家内安全、病気平癒など
【ご祈祷】
・受付時間:9:00〜16:30(平日のみ予約可能)
・ご祈祷料:5,000円〜
【御朱印】
・御朱印代:500円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒365-0076 埼玉県鴻巣市本宮町1-9
<アクセス>
◼️電車をご利用の場合:
・JR高崎線「鴻巣駅」東口より徒歩約8分
◼️車をご利用の場合:
・東北自動車道「加須IC」から約35分
・関越自動車道「東松山IC」から約30分
・圏央道「桶川加納IC」から約20分
*無料駐車場:約20台
【社務所連絡先】
・TEL:048-542-7293
・FAX:048-543-2282
・公式サイト:https://www.koujinja.or.jp/
高麗神社【日高市】
高麗神社
「高麗神社」は、その昔、高句麗から渡来した「高麗王若光」をまつる神社。
ご祭神の子孫である高麗氏は、1300年・60代に渡って血筋を絶やすこと無く受け継がれていることから、子孫繁栄、子授け、安産、延命長寿、病気平癒などのご利益があるそうです。
そのため、初宮・七五三・成人奉祝・年祝などの人生儀礼での参拝も多いそうですよ。
近代では、皇族を始め多くの政財界や文化人の参拝者も多く、参拝後に内閣総理大臣に就任した政治家が続いたことで、「出世明神」と呼ばれているとか。
出世、開運の神様として県内外から参拝者が訪れるそうですが、お子さんの将来を祈願する七五三の参拝先にもぴったりですね。
「高麗神社」の境内はそんなに広くないため、駐車場からご本殿やご祈祷申し込みを行う参集殿なども近いので、お参りしやすいのではないでしょうか。
また、入り口も砂利ではなくコンクリートになっているので、ベビーカーや車椅子でも入りやすいつくりになっています。
駐車場の近くにある天下大将軍と彫られた「将軍標」は、記念撮影スポットになっているようです。
七五三のご祈祷は、予約の必要はなく参集殿2階の受付にて随時受付となります 。
ご祈祷料はお気持ちということですが、3,000円〜5,000円ほど納める方が多いそうですよ。
ご祈祷は通年行われていますが、名入りのお札、お守り、破魔矢、千歳飴などが入った七五三の授与品がもらえるのは10月下旬〜11月いっぱいのようです。
【ご利益】
出世開運・事業繁栄・子孫繁栄・延命長寿など
【ご祈祷】
・受付時間:8:30~17:00(12月31日は14:00まで/正月は別時間)
・ご祈祷料:お気持ち
【御朱印】
・御朱印代:500円
【所在地・アクセス】
<住所>
〒350-1243 埼玉県日高市新堀833
<アクセス>
◼️電車をご利用の場合:
・JR「高麗川駅」より徒歩約20分、タクシーで5分程度
◼️車をご利用の場合:
・圏央道「狭山・日高I.C」より約16分
*無料駐車場:第1駐車場150台/第2駐車場200台
【社務所連絡先】
・TEL:042-989-1403
・FAX:042-985-2794
・公式サイト:https://komajinja.or.jp
まとめ
今回は下記の【埼玉県七五三おすすめ】人気の神社・お寺7選を紹介させていただきました。
・武蔵一宮氷川神社【さいたま市】
・川越氷川神社【川越市】
・川越大師 喜多院【川越市】
・久伊豆神社【越谷市】
・所澤神明社【所沢市】
・鴻神社 【鴻巣市】
・高麗神社【日高市】
近年では、家族のスケジュールや着物や写真の都合で、早い時期から七五三のお参りをするご家族が増えているようです。
七五三シーズンにとらわれず、無理のない時期に行うのもいいですね。
お子さんの特別な1日に、ぜひ素敵な思い出を作ってください!