宇倍神社、拝殿©2019 仰木一弘 wih LeicaQ宇倍神社、拝殿©2019 仰木一弘 wih LeicaQ

鳥取市の「宇倍神社」が全国で初めて紙幣に登場した神社だとご存知ですか?

明治に発行された5円紙幣の図柄に、ご祭神の「武内宿禰たけうちのすくね」とともに採用されました。

それ以降も数回にわたり紙幣に描かれたことから、お金に大変ご縁があるとされ、商売繁盛、金運上昇のご祈願に全国から多くの参拝客が訪れています。

こちらの紙幣をモチーフにした「お金がたまるお守り」が大人気とか。

また、「宇倍神社」は360歳まで生きたとされる長寿の神様「武内宿禰たけうちのすくね」の終焉の地と伝わります。

長寿であったとされるご祭神にちなんで、延命長寿や健康祈願におとずれる人も多いそうです。

境内には、ご祭神がご昇天の霊石「双履石そうりせき」や、撫でる場所にご利益が表れるとされる「福徳亀」などがまつられています。

 

【ご利益】商売繁盛・金運上昇・長寿などのご利益が授かれる

全国の神社の中で、最初に5円紙幣の図柄にご祭神「武内宿禰たけうちのすくね」の肖像と拝殿が使われたことから、お金に大変ご縁がある神社とされています。

そのため、商売繁盛や、金運上昇のご利益があるとして全国各地からの参詣が絶えないとか。

また、360余年の長寿であったご祭神「武内宿禰たけうちのすくね」のご利益を授かりたいと、延命長寿や健康祈願に訪れる方が多いそうです。

 

日本一長寿の神様の終焉の地とされる「双履石」

本殿裏手に亀金岡かめがねのおかと呼ばれる4世紀末~5世紀初頭のものとみられる古墳があります。

その頂上にはご祭神「武内宿禰たけうちのすくね」の終焉の地とされている「双履石そうりせきという石がまつられています。

武内宿禰たけうちのすくね」は 第12代景行天皇から仁徳天皇までの五朝にお仕えされ、360歳にしてこちらの亀金岡かめがねのおかに双履をのこし、突然に姿を消したという言い伝えがあるそうです。

その脱ぎ捨てられた双履が2つの石となって、日本一長寿の神様の昇天にまつわる霊石「双履石そうりせき」となっています。

実際に「双履石そうりせき」の下から竪穴式石室が発見され、古墳の一部であることがわかっているそうです。

 

七つの効き目があるというご神水「七宝水」

「宇倍神社」の手水舎は、百人一首に詠まれた稲葉山の中腹から湧き出るお水を引いたものだそうです。

この湧水は、古くから「武内宿禰たけうちのすくね」にゆかりがあり、 病を除き延命長寿にご利益があるとされる霊験あらたかなご神水とされています。

かつて稲葉山に七宝神社という神社があったことから七宝水しっぽうすいと呼ばれ、体をととのえ飲むと美人になれる等、七つの効き目があるといわれているそうです。

 

福徳亀の撫でた場所にご利益が現れる

拝殿の横に「福徳亀」と呼ばれる亀の形をした自然石がまつられています。

撫でた場所にはご利益が現れるそうです。

また、反対側には金色に輝く飛躍の鳥が置かれていますが、こちらも撫でるとご利益があるとされているので、一緒に撫でて祈願されてはいかがでしょうか。

 

【所在地・アクセス】 稲葉山のふもとに鎮座

<所在地・電話番号>

〒680-0151  鳥取県鳥取市国府町宮下651
TEL:0857-22-5025
FAX:0857-29-2225

 

<アクセス>

電車をご利用の方:

・JR山陰本線「鳥取駅」から日ノ丸バス「中河原方面行き」約20分
・バス停「宮ノ下」下車、徒歩約3分

 

車をご利用の方:

・鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約20分

*無料駐車場:50台収容

 

【ご祭神・ご由緒】360歳の長寿を保ったと伝わる武内宿禰をまつる

【ご祭神】

武内宿禰たけうちのすくね

360歳の長寿を保ったとされる伝説的な神様。

日本初の「大臣おおおみの称を賜わり、大和朝廷の景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代の天皇に仕えました。

日本の国造りに功績があったとされますが、特に三韓征伐(朝鮮半島の広い地域を服属下においたとされる戦争)において、「仲哀天皇」の皇后「神功皇后じんぐうこうごう」を補佐し、ご活躍になられたそうです。

 

【ご由緒】

因幡国いなばのくに風土記によると、ご祭神「武内宿禰たけうちのすくね」は因幡国(現在の鳥取県東半部)に下向され(都から地方へ行くこと)、ご本殿裏の亀金岡かめがねのおかに双履を残して昇天されたと伝わります。

「宇部神社」はそうした由緒からこの地に、648年(大化4年)に創建されたといいます。

平安時代にまとめられた延喜式神名帳えんぎしきじんみょうちょうでは鳥取県で唯一の名神大社みょうじんたいしゃ(特別の社格が与えられた神社)、また一之宮として崇敬を集めました。

 

1581年(天正9)に羽柴秀吉の鳥取城攻めで社殿全てが焼失しましたが、その後
1633年(寛永10)には鳥取藩主「池田光仲みつなか」が社殿を再建したそうです。

現在の社殿は、明治31年に完成。

翌年の32年には全国の神社では初めて、「甲五圓券」(最高額紙幣)に「武内宿禰たけうちのすくね」とともに「宇倍神社」の拝殿が日本銀行券の図柄に採用されています。

 

【社務所受付時間】

午前9時~午後6時

*新型コロナウイルスの影響で流動的なため、事前に電話で確認することをおすすめします。

 

【御朱印】

・授与所(参集殿)にて:午前9時~午後5時
・御朱印代:¥300

「お金がたまるお守り」(¥500)

お守りも各種販売されていますが、特に人気が高いのが「お金がたまるお守り」。
遠方からお守りを授かりに足を運ぶ人も多いそうです。

表面には亀が、裏にはお札になったときの五円札がデザインされています。

金運上昇のご利益はもちろんのこと、参拝記念にもなりそうですね。

 

宇倍神社 御朱印 by.仰木一弘

 

【主な祭礼】

例大祭

宵宮 4月20日・例祭 4月21日

1年のなかで最も重要なお祭り「宇部神社例大祭」では、古くから伝わる県指定無形民俗文化財「麒麟獅子舞きりんじしまいが奉納されます。

麒麟獅子舞きりんじしまいは約350年前から始まったともいわれ、「宇倍神社」の獅子舞は当時の姿を今に伝えるものとして貴重なものです。

また、この獅子は因幡地域(鳥取県東部周辺)を中心に見られる一本角が特徴で、厳粛な舞として脚光を浴びているとか。

麒麟獅子に頭を噛んでもらうと、一年中無病息災になるといわれているそうです。

 

まとめ

全国で初めて紙幣の図柄に採用された神社として有名な「宇倍神社」。

それ以降も数回にわたって紙幣に描かれたことから、商売繁盛や金運上昇の神として信仰され、ご利益を授かろうと全国からの参詣が絶えないそうです。

さらにご祭神「武内宿禰たけうちのすくね」が360歳まで生きたと伝わることから、長寿のご利益があるとされます。

本殿の背後には双履石そうりせきと呼ばれる「武内宿禰たけうちのすくね」が昇天された霊石がまつられ、また、延命長寿のご利益など七つの効き目があるとされる手水舎の七宝水があります。

参拝した際には、お札の図柄にもなった歴史的建造物の拝殿で、お金とのご縁を身近に感じてみてはいかがでしょうか。

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