恵方参りとは?2024年の方角と運気アップに効果的なやり方を徹底解説

恵方といったら、節分に食べる恵方巻きを思い浮かべる方が多いと思いますが、恵方参りという風習はご存知でしょうか?

実は、願いを叶えるチャンスと繋がりやすくなるのが恵方参りです。

もしも、今までお参りしていなかったとしたら勿体無いかもしれませんよ。

今回の記事では、恵方参りについて2024年の方角や時期と場所、作法をまとめました。

さらに参拝の効果を上げる方法も解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

恵方参りとは?

恵方とは、福徳を司る神様「歳徳神としとくじん(年神様)」がいらっしゃる方角のことで、その方向に向かって事を行えば、何事も順調に進むとされています。

恵方は、1月1日ではなく立春の日から毎年方角が変わります。

そして、自分が住んでいる場所から、そのエネルギーがめぐる方角にある神社やお寺へ参拝するのが「恵方参り」です。

恵方参りをすることで、運気を高めてチャンスを掴み、チャンスに乗る知恵と勇気を授かれるそうですよ。

また、恵方参りは、「チャンスを掴むために行動します」という宇宙へ宣言することでもあります。

天地の大いなるパワーを授かり、目標を達成していきましょう。

さらに、恵方参りは天の恵み、すべてのことに感謝する機会でもあります。

具体的な願いや目標が無い場合でも、感謝の気持ちを伝えに出向くと、心身ともに浄化されるのでオススメです。

 

2024年恵方参りにおすすめな参拝日

恵方参りはいつ行ってもかまいませんが、エネルギーが大きく動く季節の変わり目が一番効果があるとされています。

2024年(令和6年)の効果の高い日としては以下の通りです。

・2月4日(立春)
・3月20日(春分の日)
・5月5日(立夏)
・6月21日(夏至)
・8月7日(立秋)
・9月22日(秋分の日)
・11月7日(立冬)
・12月21日(冬至)

<毎月の節替りの日(気学での月初めの日)>

・3月5日
・4月4日
・5月5日
・6月5日
・7月6
・8月7日
・9月7日
・10月8日
・11月7日
・12月7日
・2025年1月5日

特に、おすすめの日としては、立春、春分の日、夏至、秋分の日、冬至の暦上の節目の日。

ただし、その日に行けない場合は、前後1週間以内でも良いとされています。

時間帯は、できれば午前中に参拝しましょう。

ちなみに、恵方参りには一度だけでなく複数回行くのもおすすめです。

その場合は、毎回同じ神社でなくても構わないそうですよ。

 

恵方参り2024年の方角と場所

2024年(令和6年)の恵方は「東北東やや東より」。

恵方の方角は10度しかないため、もしも恵方に神社やお寺がない場合は、南の方位30度全てで探しても大丈夫ということです。

また、自宅から最低750m以上離れていないと方位の気が発生しないとされているので、距離を確認しましょう。

さらに、かけた労力に比例してご利益が大きいとされているので、なるべく遠く離れている神社やお寺を探すのが良さそうですね。

選ぶ際に、稲荷神社やお寺でも墓地だけの檀家のお寺は、神様と繋がる神聖な場所ではないと見なされ、恵方参りに適さないとされているので注意してください。

例えば、敷地内にお稲荷さんがまつられている神社では、ご本殿だけにお参りしましょう。

参考までに、自宅から恵方の方角にある神社やお寺を探すには、WEBサイトやスマホアプリなどを利用するのが便利です。

自宅を設定するだけで方位を確認できます。

●<あちこち方位>
https://h200.com/houi1/

●<みんなの知識 ちょっと便利帳>
https://www.benricho.org/koyomi/map_ehoo/

●スマホアプリ<九星気学カレンダー>で検索

地域によっては、恵方の範囲内で神社やお寺を探すのは大変かもしれませんが、一年間は変わらないのでぜひ探してみてはいかがでしょうか。

 

恵方2024

 

 

恵方参りの効果をさらにアップする方法とは?

せっかく恵方参りをするなら、さらに効果をアップさせる方法があります。

「恵方受け」というものですが、これは、恵方参りに行った神社やお寺で購入したお札や破魔矢を自宅の恵方とは反対の方角において、恵方に向けて飾ると強運をもたらすそうです。

もしも、恵方参りに丁度良い神社やお寺が無いときや、行けないときにやっておくと良いのが「恵方置き」という方法です。

自宅の中心からみて、恵方の方角の壁際に恵方グッズを置くか、または飾りましょう。

2024年(令和6年)は、カエル・白熊・梟の置物や花瓶、ハーバリウム(植物標本)などを飾ると効果的とされてますよ。

早稲田の「穴八幡宮」で毎年、冬至の日から節分の日までの期間に授与される一陽来復いちようらいふく」のお守り・お札などを飾るのもおすすめです!

 

 

また、恵方参りに出向く前に、いつも見守ってくださっている現住所の土地の神社「氏神うじがみ様」へ参拝するのがより丁寧とされています。

「今度〇〇神社に恵方参りに行きますので、どうぞお取次ぎください。」とお伝えしておきましょう。

 

恵方参りのやり方と3つのポイント

お参りのしかたは、基本的に神社やお寺の作法に合わせれば大丈夫ですが、おさえておきたい恵方参りの3つのポイントをご紹介します。

・願い事はひとつだけに絞る

・住所と名前、「恵方参りにまいりました」と神様に伝える

・もし願い事がかなったらお礼参りをする

普段の参拝と違うのは、お釈迦様のポーズとお伝えする最後の言葉になります。

それでは手順を詳しくみていきましょう。

 

<恵方参り神社の場合>

1.鳥居をくぐるときは軽く一礼、参道の左端を歩く

2. 手水舎ちょうずやで手と口を清める

3. ご本殿に向かい鈴があれば鳴らしてお賽銭を入れ「二礼二拍手一礼」

*「二礼二拍手一礼」の作法は神社によって異なります

4. 手を合わせたとき名前と住所を名のり「恵方参りにまいりました」とお伝えする

5. お釈迦様の「天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん」ポーズ(右手を上にあげ人差し指で「天」を、左手を下におろし人差し指で「地」を指す)をして願いを心の中で唱える。

*恥ずかしい場合は、胸の前でそれぞれの方向へ指を指すだけでも可

6. 願い事をお伝えしたら以下の3つの言葉を言う(声に出すとさらに良い)

「私に願いを叶えるチャンスを下さい」
「私にチャンスを見抜く智慧ちえをください」
「私にチャンスに乗る勇気を下さい」

7. 最後に感謝して一礼

なお、おみくじを引くことができる神社であれば、目標や願い事に対しての神様からのメッセージをいただきましょう。

 

天上天下唯我独尊ポーズ

 

<恵方参りお寺の場合>

1.山門の前で一礼してくぐる

*敷居を踏まないようにする、寺の参道は神社と違ってどこを通ってもOK

2.手水舎で手と口を清める、常香炉があれば煙で体を清める

3.本堂に着いたらお賽銭を入れる

*鈴があれば3回鳴らし、焼香台があれば焼香を行う

4.合掌しながら深く一礼

5.神社の場合の4〜7を同じように行う

 

お釈迦さまの「天上天下唯我独尊」の指さしポーズをとる作法は、天と地と自分をつなぐ、ということを意味しているそうです。

天の気、地の気、自分の気が一体となり、天を指した右手の人差し指から宇宙のエネルギーが全身をつらぬき、左手の人差し指から地へエネルギーを放出するのをイメージすると良いでしょう。

このようなポーズをとると、指先がビリビリするのを感じたり、自分の背中を突き抜けるようなエネルギーを感じる方もいらっしゃるとか。

ポーズができなくてもお参りだけでも良いそうですが、エネルギーを感じたい方におすすめです。

お参りの後には、福を落とさないように寄り道などしないで自宅に帰りましょう。

 

まとめ

ここまで、恵方参りについて2024年の方角や時期と場所、作法などをご紹介させていただきました。

最後に大切なポイントを一緒に振り返ってみましょう。

【恵方参りとは?】

自分が住んでいる場所から福徳を司る神様「歳徳神としとくじん」がいらっしゃる方角にある神社やお寺へ参拝すること

恵方参りをすることで、運氣を高めてチャンスを掴み、チャンスに乗る知恵と勇気を授かることができる

【2024年恵方参りにおすすめな参拝日】

エネルギーが大きく動く季節の変わり目が一番効果があるとされている、特に、立春・春分の日・夏至・秋分の日・冬至の暦上の節目の日

【恵方参り2024年の方角と場所】

・恵方「東北東やや東より」の範囲にある神社やお寺

・自宅から最低750m以上離れていること

・稲荷神社や墓地だけの檀家のお寺は適さない

【恵方参りの効果をさらにアップする方法】

・恵方参りに行った神社やお寺で購入したお札や破魔矢を、自宅の恵方とは反対の方向において恵方に向けて飾る

・自宅の中心からみて恵方の壁際に恵方グッズを置くまたは飾る

*2024年はカエル・白熊・梟の置物や花瓶、ハーバリウム(植物標本)が効果的

・恵方参りに行く前に氏神うじがみ様へ参拝する

【恵方参りのやり方と3つのポイント】

・願い事はひとつだけに絞る

・住所と名前「恵方参りにまいりました」と神様に伝える

・もし願い事がかなったらお礼参りをする

・普段の参拝に加え、お釈迦様のポーズをして願いを唱え最後に3つの言葉をお伝えする

 

恵方参りをすることで、チャンスを掴めるようになるということでしたね。

今年こそは、神様から授かるチャンスに乗る知恵や勇気を活かして、願いや目標などを叶えてみてはいかがでしょうか。

また、神社やお寺に行く習慣がなかった方も、開運習慣としてぜひ恵方参りをはじめてみましょう!

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